嫌々行った親睦会

毎日仕事を押し付けられながらも

唯一楽しみにしていた

夏休みのハワイ旅行のために

睡眠時間を削って

なんとか終わらせようとしていた時、

予定外の親睦会を強制参加させられて

「なんかもう無理かも。」

と初めて思いました。

 

嫌々ながら、親睦会に出ましたが、

そのプロジェクトに関わっていないのは

私だけで、話もさっぱりわからないので、

曖昧に微笑みながらお酌だけしていました。

 

見るからに可哀想だったんでしょう、

上司たちがプロジェクトの話で盛り上がる中、

同年代っぽい男性がプロジェクトとは関係のない

他愛のない話で話しかけてくれました。

 

せめて楽しんで帰ろうと思って

その彼と色々と話していると、

食の好みとか趣味、行った事のある旅先まで

共通点が多いことがわかりました。

 

さらに、共通の知り合いもいて、

なんと同じ結婚式に出席していたことが判明!

 

なんだか運命的なものを感じてしまったのと、

彼との会話はひたすら楽しくて、

話していくうちにどんどん彼に惹かれていく

のを感じました。

 

彼も同じだったようで、

私のことを気に入ってくれている様子を

感じ取りましたが、

私には付き合っている彼氏がいたので、

それ以上踏み込まれないように

会話を持っていき、

彼も察したのかそれ以上距離を詰めることは

しませんでした。