大丈夫!きっとすぐ良くなる!

急に言葉が出なくなってから、

しばらく、1年くらい混乱状態でした。

 

だって、この私が話せなくなるなんて

そんなはずないから。

 

以前から、話すことが大好きで、

他の部署の人からも

 

「いつも電話対応いいですよね。」

 

って褒められるくらい・・・

 

そして、

 

「私電話の声大きいですか?すみません!」

 

っていうところまでお決まりだったくらい、

人と話すのが好きだったんです。

 

そんな私が、まさか話せなくなるなんて。

 

何か悪い夢でも見ているんじゃないか?

実はこの悪い記憶は全部夢で、

現実世界では今までどおりちゃんとやれてるんじゃないか?

 

そんなことばかり考えていました。

 

でも、残念なことに夢ではないと悟ると、

次は、

 

今は疲れているだけだから、

週末休んだら治ってるんじゃないか?

 

と思い始めました。

でも、週明けになっても全然変わっていません。

 

あれ?おかしいな。

週末ちゃんと休めなかったのかも。

飲みに行ったから眠りが浅かったのかな?

 

などと、自分で適当な理由をつけて、

来週こそはきっと治るはず!

と言い聞かせていました。

 

GWや夏休み、年末年始などの

大型連休の前になると、

 

連休あけたら調子も戻ってるはずだから〜

 

と、かけないといけない電話も先延ばしにしていました。

 

連休明けには治っているはず!と思いつつも、

仕事を先延ばしにしてしまっていることにストレスを感じ、

連休中も憂鬱な電話のことが頭にちらついて、

何をしていても心から楽しむことができませんでした。